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お盆は大切な行事
【なぜ、お盆は大切なのか】
それは——
「いま、ここに生きている自分」が、誰かの祈りと愛の延長線上にあることを思い出す時間だからです。
お盆は、亡くなった人を偲び、先祖の霊を迎える特別な行事。
でも、それは単なる風習や儀式ではありません。
忙しさに流され、忘れてしまいがちな「原点」。
私たちは皆、誰かの命のバトンを受け取り、生かされているという事実。
そして、その命の中には、出会えなかった人たちの願いや想いが込められているのです。
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仏壇の前で手を合わせる時、
お墓の前で静かに立つ時、
遠い記憶の中の声や、笑顔や、手のぬくもりが、ふと胸をよぎることがありませんか?
それこそが、お盆の意味。
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お盆は、「いのちと向き合う」時間。
それは同時に、「いまの自分」を見つめ直すきっかけにもなります。
悲しみや後悔があっても、それを大切に胸に抱きしめながら、
“これからの生き方”を静かに考える時間になるのです。
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大切な人を亡くした経験があるからこそ、
お盆は“心の帰る場所”になります。
目には見えなくても、きっとそばに来てくれている。
そう感じるからこそ、私たちは静かに、あたたかく、手を合わせるのです。
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だから、お盆は大切なのです。
それは、過去と現在と未来を、やさしく結び直す祈りの時間だから。

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